人事労務サポート顧問
こんなお悩みありませんか?
①年金事務所、労働基準監督署の調査があり法令違反等の不備を指摘され困っている
②働き方改革が必要なのは分かっているけど何から手を付ければ良いのか分からない
③優秀な人材の採用・定着・育成・世代交代サイクルを創りたい
④古い就業規則を最新のものにアップデートしたい
⑤人事労務の最新法改正情報等を知りたい
社会保険労務士法人アットロウムの人事労務サポート顧問の特徴
創業30年超えの実績に裏打ちされたノウハウ・経験
昭和63年の創業当初から手続き業務と労働トラブル予防対応を主軸にしてきました。労働基準監督署から法令違反の勧告・指導を受けた企業の是正報告対応は累積100件以上です。
労働基準監督署調査で従業員数10人以上の事業所は必ず確認される事項が就業規則の有無です。就業規則は調査対応件数以上に作成しており、企業規模にあったシンプルかつ運用しやすいミニマムサイズから、数百名規模事業所で付属規程の多い、人事総務担当者がマニュアルとして利用できるようなものまで作成サポートしています。
他士業との協働による専門家ネットワークを構築
弊所の前代表は労働審判制度が導入された平成16年にはすでに、労働訴訟、労働組合対応など弁護士と連携し労働トラブルに対応出来る事務所体制を構築していました。当時は千葉県内で労働事件に対応出来る弁護士・社労士は圧倒的に数が少なかったと聞いております。現在も前代表の流れを引き継ぎ、幅広い人事労務トラブルに対応出来る様、弁護士・税理士をはじめ様々な隣接士業、専門家と連携しています。
「予防労務」に力点をおいたサポート
労務トラブル、特に未払い賃金や解雇が民事の争いに発展した場合、労使ともに多くの時間・費用・エネルギーが犠牲になります。精神的負担も計り知れません。そういった場面に幾度となく立ち会ってきて解決したときの喜びと労務トラブルの虚しさを実感してきました。
そのような長年の経験から、社会保険労務士法人アットロウムは企業の人事労務環境を整えて労働問題を未然に防ぐ、問題が起きたとしてもそれ以上のトラブルにならないように適切なアドバイス・サポートを行うことが大事な役割だと考えています。
さらに、人事労務のコンプライアンス環境を整える事でより効果が出やすい人事評価制度、賃金制度の構築が可能になります。さらに経営者・人事労務担当者様がレベルアップする。企業が自社の人事労務に自信を持つ事でより積極的な人事労務の施策展開が期待できます。
「1社複数名体制」による、人事労務に関する総合的な社内体制を構築
基本的なお客様フォロー体制は1社を複数人(労務コンサル担当・手続き担当・フォロー担当)で情報共有し対応しているので属人化はしておらず、担当者が引き継ぎなくやめる・変わる事により全く何も分からない状況に陥りお客様に迷惑がかかる、といった事がないようにしています。
問題社員の退職に関する話し合いの場面では失業給付や傷病手当金など公的給付の受給が可能か、手続きがいつ完了するかなどの情報が退職届のスムーズな提出や退職理由に関わる重要な要素となります。
手続き担当と労務コンサル担当が同時に情報を得ることによりスピード感のある対応が実現出来るので円満解決に繋がっています。
社会保険労務士法人アットロウムでは、千葉エリアの企業様を中心に、人事労務サポートを行ってまいりました。予防法務の重要性を理解し取り組み方のサポートをご検討されている企業様・ご担当者様はぜひ一度お問い合わせ下さい。
分類 | 業種 | 相談・解決事例 |
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労務相談 | 小売り | 店長が売り上げを横領した疑惑があり顧問先経営層、弁護士と連携して状況証拠を検討し横領を認めさせ損害を回復した事例 ①相談内容 創業当初から店舗運営を任せていた店長が売上げを不正に横領した疑惑がある。横領を認めさせ横領金を回収したい ②争点 1.横領の有無(証拠の存在)と懲戒処分 2.横領金の回収 ③解決内容 確たる証拠が無かったので状況証拠を集めて懲戒処分の可能性を含め検証、本人が横領を認め反省、弁護士交え横領金の返済を約束させる ④アットロウム所感 役員は店舗の売上げ管理に一切関与しておらず、決算時期に税理士から指摘され横領が発覚しました。弊所担当との打合せに社長と同席して参加するほど信頼されている従業員でした。現金商売は横領が多いので全従業員から身元保証書はしっかり取得しておくようにアドバイスしていましたが、例外的に取得しなくて良い、と判断してしまったそうです。幹部社員だからといって身元保証書や労働契約書を交わさず、未払い賃金等の争いになってしまい解決が遠のくケースがあります。当初は横領について否認しており証明は困難な状況でしたが、経営層、弁護士と連携して根気よく対応したことにより解決した事例です。 |
労務相談 | 食品製造 | 労働基準監督署から呼び出され是正勧告をうけたが未払い賃金はないと証明した ①相談内容 労働基準監督署から書類が届いたので回答したら就業規則や法定帳簿を持参するよう求められ対応したら労働法令違反を指摘されたので是正したい ②争点 ・明確な法令違反項目への対応 ・従業員との個別労働契約内容を確認し改定 ③解決内容 時間外労働があるのに労使協定を締結していないなど、明らかな法令違反は即改善。労働時間や休憩時間の管理が不十分だったので未払い賃金の存在確認と労働時間を把握することを指導されたので、まずは実際の労働時間を精査することから始め現場と法律に合った労働時間制度と賃金設計を行い、各従業員と合意書面を交わしました ④アットロウム所感 企業と従業員の間では合意成立している労働条件も法律に照らし合わせると違反となることが多々あります。この事例は労使関係が良く、想定している労働時間と賃金について認識のズレがなかったため問題なく、新たな労働時間制度・賃金体系にスムーズに移行して合意書面を交わし、労働基準監督署に是正報告が出来きました |
就業規則 | 運送業 | 準社員制度をつくり就業規則を作成変更した事例 ①相談内容 多様な働き方に対応している企業という情報発信、採用を有利にするため準社員制度をつくりたい ②争点 準社員制度の設計 ③解決内容 準社員の要件を定めて労働条件を整備(所定労働時間と賃金、求められる職責、配置転換・休職等)、就業規則を作成変更して労働基準監督署へ提出。 ④アットロウム所感 最初に相談があった時、現状の就業規則を変更せず対応可能だと説明したところ、社内外に向けた発信、採用という目的があるのできちんとした制度を作成したい。との理由があり支援させていただきました。現場の従業員の方々いわく、雇用形態と労働条件が明確になったので社内秩序が以前より保たれている、とのことでした。 |