公共性の強い事業内容のため労務監査を実施した事例
相談内容
「公共性の高い企業と取引を行っていて先方から労働法令違反等がないか確認して欲しいと言われた。自社の労働関係法令のコンプライアンス遵守状況をチェックしたい。」
争点
「法令違反の有無」
解決内容
「複数の社労士で労務診断を実施、ツールを使用して取引先が懸念する80項目(雇用契約、労使協定、就業規則、安全衛生、労働社会保険、ワークライフバランス等)をチェック、従業員ヒヤリングや現地調査を経てレポートを作成、改善案を提示」
アットロウム所感
「人事労務に関する意識が高い企業だったので労務診断を提案、従業員のモチベーション維持、取引先へのアピールにもなるので是非やりたい、ということで実施。約4ヶ月間という期間をかけてコンプライアンス状況が見える化してったので、コンプライアンス状況以外にも経営層・人事総務担当者からは見えていなかったハラスメント、業務フローの問題点などが出てきました。お客様からは課題の共有、着手すべき事が明確になった、と評価いただきました。」
執筆者情報
社会保険労務士法人アットロウム 代表社員
藤崎 祐也
保有資格特定社会保険労務士
一言当事務所は2014年に栗田社会保険労務士事務所という個人事務所から社会保険労務士法人アットロウムへと法人化しました。創業から30年を超えても一貫して「労使紛争の予防対応・人事労務の手続きサポート」を主軸に取り組んできました。
近年では、「デジタルツールを利用した業務改善・生産性向上」「労務監査で人事労務リスクを抽出改善し事業承継・企業価値の向上サポート」に注力しています。
「人事労務を通じて持続可能な企業づくりと地域の発展を支援する」ことを弊所の役割と捉え、何が出来るか日々探求し、実践行動しています。