給与計算の誤りを修正した事例

相談内容
労働基準監督署から給与計算の誤りを指摘されたので正しく計算したい
争点
所定労働時間の設定、割増し賃金の計算単価
解決内容
賃金台帳、労働時間、休日が分かる資料を用意してもらい所定労働時間を正しく設定、給与手当の内容を確認し割増し賃金の計算基礎に参入する賃金を整理した。
アットロウム所感
社長は過去に、労働基準監督署の担当官から、1.25割増しで払っていれば単価や所定労働時間まできっちり設定しなくても良いです、と指導されたらしく正しく給与計算が出来ていると思い込んでいました。その後、別の監督官が調査に入り、割増し賃金の計算基礎に参入しなければならない手当が漏れていること、所定労働時間が正しく計算出来ていない事を指摘され弊所に相談に来られました。曖昧だった所定休日や特別休暇を整理して年間休日や1ヶ月の所定労働時間を正しく設定し、資格手当や住宅手当、家族手当の支給条件等を見直しして整理、法律に違反しないように賃金制度を整えて給与計算を行えるようになりました。