ハラスメント・窃盗事例
相談内容
従業員用の休憩所にて私物がなくなったと社員から相談があり調査した。監視カメラの映像記録をみたら当社の社員が盗んでいた。
争点
「事実の確認」
解決内容
記録はしっかり残っていたので加害者に事実確認のため面談をしたところ盗んだ事実を認めました。被害にあった社員に概要を説明し事態を収束させました。
アットロウム所感
一方的に好意を持った社員の犯行でした。事実確認をしっかり行ってから被害にあった社員のケアを最優先に考えて対処していきました。ハラスメントへの対応は、安易に事態を軽視、事実確認を怠ったまま事を進めてしまうなど初動を間違えてしまうと、事態の収束が難しくなる、さらに被害が拡大してしまう恐れがあります。
執筆者情報
社会保険労務士法人アットロウム 代表社員
藤崎 祐也
保有資格特定社会保険労務士
一言当事務所は2014年に栗田社会保険労務士事務所という個人事務所から社会保険労務士法人アットロウムへと法人化しました。創業から30年を超えても一貫して「労使紛争の予防対応・人事労務の手続きサポート」を主軸に取り組んできました。
近年では、「デジタルツールを利用した業務改善・生産性向上」「労務監査で人事労務リスクを抽出改善し事業承継・企業価値の向上サポート」に注力しています。
「人事労務を通じて持続可能な企業づくりと地域の発展を支援する」ことを弊所の役割と捉え、何が出来るか日々探求し、実践行動しています。