採用強化、定着率向上のため休暇を増やした事例

相談内容
「同業他社に比べて休みが少ないので、求人検索をしても求職者の目にすら届かない状況。同業他社に見劣りしないため休みを増やしたいのですがどのような点に注意して進めればよいか?」
争点
休みを増やす目的と進め方の注意
解決内容
管理職層の方々から特別休暇の導入など様々なアイデアが出た。採用強化のために特別休暇でなく公休日を同業他社に見劣りしない数まで増やす事を最終目標とした。但し、現場の人員数の調整、人件費増、費用対効果がどの程度期待できるか?など検証が必要なので、まずは任意のアニバーサリー特別休暇を一部導入することからはじめた。
アットロウム所感
法律を超えた人事労務の施策を導入する際、経営目標に対する費用対効果、反作用、波及効果は必ず検証すべきです。この事例は公休日を増やす前に特別休暇制度を時限的に導入し検証することからはじめました。充分検証しないまま従業員の既得権になってしまうと不利益変更の問題が生じます。人件費への影響、現場の管理者の負担などを考慮してまずは緩やかに実施することになりました。