勤怠管理を効率化した事例
相談内容
通常業務で忙しく、社会保険料や割増計算が正確に計算出来ている自信がありません。そのため、給与計算を外注したいと考えています。
争点
法令違反のない給与計算から時間管理、給与明細交付までのプロセスを効率化すること。
解決内容
労務監査の結果、労働時間制度に問題があることが判明しました。これを解決するため、1か月単位の変形労働時間制を導入しました。また、タイムカードを紙の打刻式からデジタル管理へ移行し、明細もデータ形式で交付するように変更しました。
アットロウム所感
翌月の勤務予定表を作成し、基本的に予定表どおりの勤務ができている事業所でしたが6連勤があり、労働時間の集計と割増計算が正しくできていませんでした。事務担当の方が紙のタイムカードの数字をエクセルに転記して計算していたので、勤怠のチェック、集計された時間の確認をする仕組みもありませんでした。従業員各自がエクセルに勤怠を入力し、適宜、上長・使用者がチェックするように変えたことで集計ミスを予防し、紙のタイムカードの節約、締め日以降の事務担当者の集計作業を大幅に軽減し使用者が労働時間を把握する仕組みにしました。事業所規模、勤務予定表とほぼ変わらない労働時間、残業も上長が客観的に確認出来ることなどからランニングコストがかかる勤怠管理システム、WEB明細は導入せず、Excel管理、PDF明細にしてなるべく費用を抑えつつ法令順守と効率化を達成できました。。
※労働時間の適正な把握は、事業主にとって重要な義務です。
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