「弁護士と連携し労働の実態にあった契約書作成をした事例」
相談内容
「舞台やイベント会場の現場は多くの人や業者が集まり、演者の方や個人事業主の方の働き方は業務委託契約なのか労働契約なのかがはっきりしておらず、基準もわからないまま、条件等はほとんど口約束で行われており、このままでは労使トラブルやビジネス上のトラブルに発展しかねないので整備したい。」
争点
「雇用契約、請負・委任契約と労働実態」
解決内容
「相談者の方から現場の皆さんの働き方についてヒヤリングを行い、社会保険労務士の専門である労働契約に当てはまる方を確認し労働契約書を締結、労働契約にあてはまらない働き方をしている方については、弁護士さんの方で業務委託契約書を作成するなどして対応してもらいました。
アットロウム所感
「相談者様は弁護士さんからご紹介いただいたイベント関係企業の経営者です。労働契約関係にある場合は公的保険加入、賃金に関するルールなどが適用されます。正しい労務管理の方法を説明したところ、今後も継続的に法改正の情報提供や現場の実態にあったアドバイス、正しい労働社会保険手続きを行い企業経営したという事で労務相談・手続き顧問の契約をご依頼いただきました。
執筆者情報
社会保険労務士法人アットロウム 代表社員
藤崎 祐也
保有資格特定社会保険労務士
一言当事務所は2014年に栗田社会保険労務士事務所という個人事務所から社会保険労務士法人アットロウムへと法人化しました。創業から30年を超えても一貫して「労使紛争の予防対応・人事労務の手続きサポート」を主軸に取り組んできました。
近年では、「デジタルツールを利用した業務改善・生産性向上」「労務監査で人事労務リスクを抽出改善し事業承継・企業価値の向上サポート」に注力しています。
「人事労務を通じて持続可能な企業づくりと地域の発展を支援する」ことを弊所の役割と捉え、何が出来るか日々探求し、実践行動しています。